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留学生向けオリエンテーション(就職活動について)

はじめまして。コーネルテックMBA (Class of 2019) のAyumiです。これから1年間、在校生チームの一員としてブログを更新していきます。よろしくお願いいたします。

 

私の所属するコーネルテックMBAというプログラムは、5月から授業が開始する1年制のプログラムです。5月から8月初旬までの約3か月間、ニューヨーク州のイサカで基礎科目の授業を受け、その後NYCキャンパスに移動し、専門科目を学ぶ予定です。

 

来週からの授業開始に先立ち、本日は留学生向けオリエンテーションの初日でした。コーネルテックMBAとイサカの1年制の学生のうち、インターナショナルの学生のみが招集され、主に米国での就職活動について、3日間じっくりオリエンテーションを受講します (イサカでの1年制MBAも、5月から開始するプログラムです)。

 

米国MBAにおける「インターナショナルの学生」というと、当初はインド人と中国人が圧倒的多数を占めるイメージを抱いていたのですが、コーネルテックでは、ダイバーシティを重視しているのか、インド人や中国人のほか、イスラエルやロシア、ヨーロッパ各国、その他南米からの留学生など、様々な地域から留学生がきています。日本人は今年は私1人です。

 

 

これは入学してみて驚いたことですが、学校として、インターナショナルの学生への就職のサポート体制が、思いのほかしっかりしていることです。米国での就職活動のスケジュールやガイダンスについて、アメリカ人学生とは別途、詳細のオリエンテーションが色々組まれており、就職活動について手厚いサポートが受けられます。

 

学校側としては、せっかく米国MBAに来たのだから、米国での就職を希望するのが当然と認識しているのでしょう。ここまで手厚いサポートは正直希望していなかったため、少々拍子抜けした感じです。せっかくの機会なので、学校のリソースを最大限活用し、今後に役立てていきたいなと感じています。

 

また、インターナショナルの学生としても、やはり米国での就職を希望している人が圧倒的多数のようです。コーネルテックの学生は、起業経験のある人が多く、すでに米国での在学中の起業に向けて動いているクラスメイトもいます。

 

不思議なことに、実際にMBAに来てみると、米国での現地就職はできて当然(というか、自分もちょっと頑張れば出来る)という感覚になってくるのです。ビザサポートをしてくれるMBA採用の大企業に就職できるのは当然で、でもMBAとしてそんな普通の就職をするのは物足りない、だから起業してO1 visaという起業家向けのビザ申請を目指そう、という動きをしている人も周りに沢山いるように思います。

 

コーネルでは、学校としてもインターナショナルの学生の起業を支援しており、卒業生も米国で起業している人が増えてきています。

 

 

こちらの記事もあわせてご参照ください。今後も、コーネルやコーネルテックの雰囲気を随時お伝えしていきたいと思います!