Haru
Why MBA & Why Johnson?
MBAに行きたいと思った一つの理由は、大学時代にそこまで勉強してなかったことからグローバルに活躍できるビジネスマンとして必要な知識を体系的に学びたいと思っていた事です。もう一つは、グローバル化する中で日本人とだけでなく外国人との仕事をする上でのスキルを身に付けたいと思っていた事です。
Johnsonに進学した一つの理由は、証券会社からの派遣ということもあり、Financeの強い学校に行きたいと思っていた事です。Finance関連の就職を目指す生徒が多いことに加えて、ImmersionやCayuga
Fundを含めたFinance関連の授業が豊富だったことから金融マンとしての幅を広げることができたと思っています。もう一つの理由として、SmallかつCollaborativeなコミュニティが挙げられます。ビジットした際に色々な人に声をかけてもらいat
homeな雰囲気を感じることが出来ました。またIthacaという場所もあってJohnson以外のCommunityを持っている学生が非常に少ないことからJohnson愛が強い生徒が多く、密な関係を作ることが出来たと感じています。
Johnson Cornellのおすすめポイント
大都市と比較するとエンターテイメントが少ないので、2年間という限られた時間の中で学業に注力したい方にとってはIthacaという場所は最適です。とは言っても、様々なイベントがIthacaの街やCornell・Johnson内で開催されるので勉強の息抜きにはなると思います。またご家族、特にお子さんがいらっしゃる受験生の方にとっては、Ithacaは自然豊かで治安が良いので住みやすい場所だと思います。夏はトレッキングやキャンプ、冬はスキーやスケートなどのアクティビティを楽しむことが出来ます。
生徒主体で様々なクラブやイベントが運営されているので、生徒がやりたいと思ったことを実現しやすく、それを周りの生徒がサポートしてくれる環境が整っているのもJohnsonの特色の一つです。これはひとえにSmallかつCollaborativeなコミュニティだからこそ出来ることだと思っています。また生徒とFaculty・Staffとの間で意見を交わすミーティングも頻繁に開催されており、学校側からも生徒の意見に耳を傾けてより良い学校を作っていこうと言う気概を感じることが出来ます。
これから受験される方へのメッセージ
Johnsonに限らず、アメリカのTop Schoolはどこも素晴らしい学校です。MBAプログラムに合格することだけを考えず、卒業した際に自分がどうなっていたいかを考えて学校選びをされるとより良
いMBA生活を送ることができると思います。その中では学校の名前やランキングだけでなく、プログラムそのもの、ビジットやチャットを通して感じるFeelingを大事にされることをお勧めします。
MBA受験はストレスフルで大変だと思いますが、最後まで努力すれば報われると思います。MBAに入って勉強している姿やMBA卒業後に活躍されている姿を想像しながら準備をしたり、相談できる受験生や周りの人を作ることで受験のプロセスの苦しさが少しでも紛れるのではと思っています。
Izumi
Why MBA & Why Johnson?
Why MBAとして、Essayには「会社でゼネラルマネージャーになって新規事業を率いたい、そのためにビジネス知識とリーダーシップスキルを得たい」というようなことを書いたが、本当のところは「今後ずっと仕事において海外と関わっていく」ため。新卒後3年働いたあとで、やはりグローバルな舞台で色々なバックグラウンドの人と関わり合いながら働きたいという思いが強くなったが、当時持っていたスキルではその後どうステップアップしていけばよいのか検討もつかなかった。そこで海外の人とビジネスを行うにあたって、MBAを取得することによって彼らとの共通語を獲得し、同じ目線で話すことができるようになると考えた。
Why Johnsonとしては「しっかりしたcore curriculum(ビジネスバックグラウンドがあまりなかったため)」「ホテルスクール、ILRスクール(人事系)など全米トップクラスの他学部の授業が豊富」「協調的なスモールコミュニティ」の3点が挙げられる。どれも進学前に期待していた通りの経験ができた。
コーネルMBAのおすすめポイント
2年制のイサカのプログラムのおすすめポイントは、コミュニティがほぼ学校以外存在しないというところ。これは一見短所にも見えるが、実はこれによりsmall schoolならではのカルチャーが生まれていると感じる。学校の外のコミュニティに属している人があまりいないので、学生の学校でのイベントへの参加率が非常に高く仲良くなりやすい。また例えばJapan Club等でイベントを開催しようとするときも、結構みんな来てくれるのでハードルが低く、リーダーシップ発揮の場をちゃんと確保することができると感じた。学業面においては、やはりアイビーリーグとステータスによって有名教授や大物ゲストスピーカーに容易にアクセスできるということが挙げられる。何気なく受けている授業の教授が、実は全米でその分野では知らない人がいない、といったことが頻繁にある。
これから受験される方へのメッセージ
MBA受験はfitというものが重視されることもあり、なかなか「これをやれば絶対受かる!」というような方法もないですが (もちろんテストスコアは唯一の明確な指標であり、高ければ高いほど合格の可能性は高まります。)、自分のバックグラウンド・スキル・ゴールを効果的に伝えることができれば合格可能性は上がると思います。時として現地ビジットや追加エッセイなどの「熱意」が評価されない場合がありますが、それはアドミッションがクラス全体のダイバーシティを考慮しているからで、どんなに押してもだめなものはだめだったりします。逆に自分のバックグラウンドがクラスの構成に合えば意外なほどすんなり合格したりします。私も受験時は複数校に応募して結果に一喜一憂していましたが、実際にMBAに来てみて上記のアドミッションの考え方が分かり、コーネルが自分にベストな場所だったんだなと腹落ちすることができました。皆様が受験終了後、清々しい気持ちで納得感を持って進学できることを祈っています。